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出産時にまつわる事故を減らすため、無事成牛になるまでの管理を効率的にするため、牛の産婦人科を作りました。
分娩房(産室)の床にはゴムを敷き、生まれ落ちた子牛への衝撃をやわらげます。適切な照明と、清掃・消毒のやりやすさは、死産率を下げるのに有効でしょう。
日常の作業用出入り口とは別に、外から直接産室へアクセスできる扉をつけることにより、他の牛への影響を最小限に押さえます。万が一の時にもこの扉へトラックを横付けして牛を運び出すことも可能です |
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産まれたばかりの子牛を寒さから守るためにウレタン吹き付けによる断熱を施した新生児室は、哺乳作業のやりやすさを考えた配置になっています。抵抗力が弱く、さまざまなリスクの高い子牛たちは、常に農場で働く従業員たちの目の届きやすいところで管理することも大切です。
出産直後の初乳を、哺乳施設の近くで搾れるようにしました。重いバケツを持って新生子牛のところまで運ばなくても大丈夫です。 |
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